「どうせ買い替えるなら、少しでも高く売りたい。」
そんな思いで MacBook を使っている方も多いのではないでしょうか。Apple 製品は中古市場でも高く評価されることで知られていますが、実は売却価格には“使い方の工夫”が大きく影響します。
この記事では、筆者が実際に約 6 年使用した MacBook Pro を売却した際の体験談をもとに、リセールバリューを最大化するためのノウハウを徹底解説。減額ポイントの実例や、査定時に意外と見られるチェックポイント、そして高く売るためのコツまで、実践的な情報をまとめています。
買い替えを検討している方はもちろん、これから MacBook を購入する方にも役立つ内容です。
MacBook はどれくらいで売れる?相場と価値の基本
「リセールバリュー」とは何か?Apple 製品が高く売れる理由
「リセールバリュー」とは、購入した製品を売却する際にどれだけの価格で売れるか、つまり再販価値を示す言葉です。たとえば、10 万円で購入したノートパソコンが数年後に 3 万円で売れるなら、その製品のリセールバリューは 30%ということになります。
Apple 製品、とくに MacBook シリーズは、他社のノートパソコンと比べてリセールバリューが高い傾向にあります。その理由として、以下のような点が挙げられます。
- 製品寿命の長さとサポート体制
Apple は macOS のアップデートを比較的長期間にわたって提供しており、古いモデルでもセキュリティ更新や新機能を利用できることが多いです。これにより、中古市場でも「まだ使える Mac」としての価値が維持されます。 - デザインとブランド価値の高さ
Apple の製品は、時が経ってもデザインが古く見えにくく、かつ「Apple 製品」というブランドイメージが購入意欲を後押しします。 - ソフトウェア・ハードウェアの一体最適化
macOS とハードウェアが一体で設計されているため、動作の安定性・快適さが評価され、中古でも人気が高いです。 - 需要の高さと市場の広さ
Mac を使いたいが新品は高すぎる、という層にとって中古 Mac は魅力的な選択肢。その結果として、ある程度の需要が常に存在し、買取業者やフリマアプリでの取引も活発です
このように、Apple 製品のリセールバリューはブランド力・製品寿命・ユーザー体験に裏打ちされており、売却を前提にした購入でも資産価値を意識できるのが大きな特徴です。
モデル別リセール相場| Pro と Air ではどれくらい違う?
MacBook を高く売るうえで重要なのが、モデルによるリセールバリューの違いです。Apple のノート型パソコンは「MacBook Air」と「MacBook Pro」に大別されますが、それぞれの特徴や人気によって中古市場での価格に差が出てきます。
MacBook Air はコスパ重視で安定した人気
MacBook Air は軽量でバッテリー持ちが良く、学生やビジネスユーザーから根強い人気があります。新品価格が比較的安い分、中古価格も安定しており、**「価格相応のリセール」**という位置づけです。
例えば、Apple Silicon(M1/M2 チップ)搭載の Air であれば、発売から 2〜3 年経過しても 3〜5 万円程度の査定価格がつくケースがあります。とくに M2 チップ搭載モデルは、現在でも現役機種として人気が高く、高額査定が期待できます。
MacBook Pro はスペックによって買取価格に大きな幅が
一方の MacBook Pro は、性能重視のクリエイター層やパワーユーザー向けのモデルです。そのため、CPU・GPU・メモリ容量・画面サイズなどによって査定価格に大きな差が出る傾向があります。
たとえば、2018 年モデルの 13 インチ Intel 搭載 Pro は 1〜2 万円台にとどまることが多いですが、M1 Pro チップ搭載の 14 インチモデルであれば、状態によっては 7〜10 万円前後の価格がつくことも。
Pro と Air でどちらが得か?
「高く売れる」のは Pro ですが、「価格に対する戻り(残価率)」で見ると、Air の方がコスパが良いケースもあります。つまり、「元値が高い=高く売れる」ではあるものの、「投資回収率」は Air が健闘することもある、というわけです。
用途に応じて Pro と Air を選んだうえで、リセール時の価格差を見据えておくと、中長期的な買い替えサイクルの戦略も立てやすくなります。
Intel Mac と Apple Silicon で買取価格はどう違う?
MacBook のリセールにおいて大きな分岐点となったのが、Apple Silicon(M1 チップ以降)への移行です。2020 年に M1 チップが登場して以降、Intel 製 CPU を搭載した Mac から自社設計の Apple Silicon へと切り替わり、買取価格のトレンドにも明確な変化が見られます。
Intel Mac は急激にリセールバリューが低下
Intel Mac は、Apple Silicon 登場以前は中古市場でも安定した人気がありました。しかし現在では、以下のような理由で大幅な減額対象になりやすい傾向があります。
- macOS のサポート打ち切りリスクが高まっている
- Apple Silicon に比べてバッテリー持ちや発熱、動作速度で劣る
- 最新アプリや機能の対応に制限が出てきている
そのため、たとえば 2018 年製の Intel MacBook Pro などは、状態が良くても1 万円台〜2 万円前後での買取になるケースがほとんどです。
Apple Silicon Mac は高額買取が狙える
一方、Apple Silicon 搭載 Mac は、以下のような理由から高いリセールバリューを維持しています。
- 現在も Apple 公式で販売されているモデルが多い
- 高速かつ省電力でユーザー満足度が高い
- macOS の長期アップデート対象である
特に、M1・M2 搭載 MacBook Air や、M1 Pro 搭載 MacBook Pro は、中古市場でも非常に人気があり、5〜10 万円台の買取価格が期待できることもあります。
買取業者も Apple Silicon を優遇している
実際に買取店の査定基準を見ても、Apple Silicon 搭載モデルはランクや金額設定が明確に高くなっており、Intel Mac と比較すると「型落ち感」が強く出てしまうのが現状です。
今後、macOS のアップデート対象外となる Intel Mac がさらに増えることで、リセール価値はさらに落ち込む可能性があります。もし Intel Mac を保有しているなら、早めの売却が賢明かもしれません。
【体験談】MacBook Pro を売却してみた|減額ポイントと買取価格は?
筆者が実際に売却したのは、2018 年に購入した MacBook Pro(13 インチ)です。査定に出す際の状態や付属品の有無を、以下の表にまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
モデル | MacBook Pro (13-inch, 2018) |
購入時期 | 2018 年 12 月 |
使用期間 | 約 6 年 5 ヶ月 |
SSD 容量 | 256GB |
メモリ | 16GB |
状態 | 初期化・クリーニング済/キーボードカバー使用 |
OS バージョン | 最新バージョンにアップデート済 |
付属品 | 箱・充電器・ケーブルすべて完備 |
特記事項 | スタンド跡あり/ゴムパッキン劣化あり |
店頭査定の流れ|持ち込みから金額決定まで
ここでは、筆者が実際に体験した MacBook Pro の店頭買取の流れを紹介します。売却を検討している方にとって、現場の流れを把握しておくことは不安解消につながるはずです。
1. 買取店舗の選定と事前確認
今回は「パソコン工房」の店頭買取を利用しました。事前に公式サイトで「買取価格上限」や「キャンペーン情報」をチェックしておくと、目安がつきやすく安心です。
2. 店頭に持ち込み、受付手続き
売却予定の MacBook Pro(2018 年モデル)を箱や付属品とともに店頭に持参し、受付で「買取査定をお願いしたい」と伝えます。その場でスタッフが本体の型番や付属品を確認し、受付票に記載。
3. 査定時間と対応
今回は混雑状況もあり、「査定に 2 時間ほどかかる」と言われました。査定は即時完了するとは限らないため、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。一度帰宅し、指定時間に再訪しました。
4. 査定結果の説明と減額理由の提示
再訪時、スタッフから査定結果の説明を受けます。最大買取価格は 25,000 円でしたが、実際の査定結果は以下の減額ポイントが影響していました。
- 上部ゴムパッキンに経年劣化(親指で開け閉めしていた箇所)
- 底面にスタンドシール跡が残っていた
この 2 点が主な減額理由となり、査定額は 12,500 円。ちょうど週末だったため「土日限定の買取アップキャンペーン(+10%)」が適用され、最終買取価格は 13,750 円となりました。
5. 身分証の提示と現金支払い
価格に納得したうえで、身分証(運転免許証など)を提示して買取承諾書にサインします。その場で現金が支払われ、取引は完了です。
店頭買取は対面での安心感がある反面、持ち運びや待ち時間の負担があります。とはいえ、今回のようにキャンペーンを活用できれば、他の手段と同等かそれ以上の価格で売却できることもあります。
減額された理由はこれ!リセールを下げた 2 つのポイント
実際に筆者が店頭査定を受けた際、減額の対象となったのは以下の 2 点でした。どちらも「使い方次第で防げたかもしれない」ポイントであり、これから売却を検討している方にとって重要な注意点となります。
1. ゴムパッキンの劣化(カバー開閉時の親指の摩耗)
MacBook のディスプレイを開く際、指をかける位置にゴムパッキンがあります。筆者は日常的に親指でその箇所を押して開閉していたため、上部中央のゴムパッキンに摩耗が生じてしまっていました。一見小さな劣化でも、「美品」査定から外れてしまう要因となります。

2. 底面のシール跡(スタンド貼付による痕跡)
使用時の利便性を高めるために装着していた折りたたみ式スタンドを、売却前に剥がした結果、底面に粘着跡が残っていたことも減額の対象になりました。見た目に大きなダメージはなくても、価格が下がります。

これらは査定時に見逃されがちな部分ですが、実際には買取店がしっかりチェックするポイントです。日頃から「どう使うか」「どう保つか」を意識するだけで、数千円〜1 万円以上の差が出る可能性があるため、注意しておきましょう。
最終的な買取価格はいくら?高く売るには何が必要だったか
最終的に筆者の MacBook Pro(2018 年モデル 13 インチ / 256GB)は、13,750 円で買取されました。最大買取価格は 25,000 円だったことから、約半額に減額された形です。
とはいえ、これは「土日限定の 10% アップキャンペーン」を活用できた結果でもあります。キャンペーンがなければ 12,500 円止まりだったことを考えると、査定日やタイミングの選び方も金額に影響する要素だと実感しました。
減額されないために必要だったポイントは?
今回の査定で減額の理由になったのは、以下のような“防げたかもしれない”ポイントでした。
- ゴムパッキンの摩耗:ディスプレイの開閉時に同じ位置ばかり触っていた
- 底面のシール跡:スタンドの粘着跡が残っていた
これらは、日頃の使い方や売却前の対処で改善できた可能性があります。たとえば、パームレストやディスプレイ開閉部に保護フィルムを貼る、底面に貼るアイテムはマグネット式にするなどの工夫で劣化や汚れを防ぐことができたかもしれません。
さらに、付属品や箱をきれいな状態で保管していたことは、評価を下げないプラス要素として働いた印象です。
このように、査定価格は「本体の状態+使い方+売るタイミング」で決まることが多く、買取価格を高く保つには日頃からの意識とちょっとした準備がカギになります。
減額されないために!実体験からわかった MacBook を高く売るコツ 3 選
清掃・初期化・付属品|基本中の基本チェックリスト
買取前の準備として「本体の清掃」「macOS の初期化」「付属品の確認」は必須です。
汚れやホコリを落とし、液晶やキーボードまわりを丁寧に拭くだけでも印象は大きく変わります。
- 本体外装・キーボードのクリーニング(アルコール除菌シート等 & 乾拭き が有効)
- 初期化する
- 箱・電源アダプタ・説明書などの付属品を揃える
この 3 点をしっかり押さえるだけで、減額を防げるケースは多くあります。
シール・スタンド跡は NG!見た目の印象が価格を左右する
筆者の体験でも減額対象となったように、シール跡やスタンドの粘着跡は厳しくチェックされます。
買取業者にとって「見た目の綺麗さ」は再販時の売れ行きに直結するため、見逃されません。
- スタンドはマグネット式など跡が残らないタイプを選ぶ
- シールやデコレーションはできるだけ貼らない
- 汚れが落ちにくい素材を避ける(滑り止め系シートなど)
「最初から貼らない」ことが、最も効果的な予防策です。
また、査定時にはキーボードの使用感もチェックされることがあります。長期間使用していると、キーの表面にテカリや摩耗が生じ、それが減額理由になる場合も。筆者はキーボードカバーを使用していたため減額はされませんでしたが、日常的に使う方はカバーや液晶保護フィルターの使用も検討するとよいでしょう。
売る前に最新 OS へアップデート|サポート対象が価格に直結
MacBook のリセール価格は、macOS のサポート対象かどうかによって大きく左右されます。Apple は年に一度 macOS の新バージョンを発表しますが、古いモデルは順次サポート対象外となり、最新 OS がインストールできなくなっていきます。
サポート対象外のモデルは、セキュリティ上の不安やアプリの互換性に難があるため、買取業者でも再販しづらくなり、査定額が下がることがあります。
売却を考えている場合は、できるだけ macOS を最新のバージョンにしておくのがベストです。「この Mac について」から OS バージョンを確認し、アップデート可能であれば済ませておきましょう。
macOS のサポート終了が与える影響とは?
macOS は毎年アップデートされますが、古いモデルはアップデート対象外となることがあります。
サポートが終了するとセキュリティ更新も受けられず、買取価格に大きく影響する可能性があります。
- 最新 macOS への対応状況を Apple 公式サイトで確認
- 対応外になったモデルは市場価値が下がるため、早めの売却を検討
- サポート対象内で売却することで、買い手にも安心感がある
Apple Silicon 以降のモデルは長期サポートが期待されるため、買い替え時期を見極めるポイントとしても重要です。
買取方法の選び方|店頭・宅配・Apple 公式を比較
MacBook を売却する際には、どの買取方法を選ぶかによって手間や金額に大きな違いが生まれます。ここでは「店頭買取」「宅配買取」「Apple 公式の Trade In」に加え、「フリマアプリでの個人売買」も含めて、それぞれの特徴やメリット・デメリットを比較します。
パソコン工房・ソフマップ・Apple Trade In の違い
店頭買取(パソコン工房・ソフマップなど)
- メリット:その場で査定・即現金化が可能。キャンペーンや特典(増額など)を利用できる場合も。
- デメリット:持ち込みの手間があり、待ち時間が発生する。地方には店舗がない場合も。
宅配買取(じゃんぱら・イオシスなど)
- メリット:自宅にいながら手続きが完結。ダンボール提供・送料・返送料が無料のサービスも。
- デメリット:査定結果の連絡・入金までに数日かかる。商品状態のやり取りに時間がかかるケースも。
Apple Trade In
- メリット:Apple 公式による安心感。Apple Store やオンラインでの下取りが可能で、Apple 製品購入時の値引きに使える。
- デメリット:買取価格は業者よりやや低めに設定されがち。現金ではなく Apple 製品への充当が前提。
自分で売るならメルカリ・ラクマはアリ?
フリマアプリを使った個人売買は、最も高く売れる可能性がある方法です。ただし注意点も多いため、次の点を理解しておきましょう。
- メリット:相場より高値で売却できることも。出品価格を自分で設定できる。
- デメリット:トラブル対応が自己責任。梱包・発送・メッセージ対応など手間が多く、クレームや返品リスクも。
とくに MacBook のような高額商品では、初期化ミスや状態説明の不備がトラブルの原因になりやすいため、初心者にはハードルが高めです。
【比較表】リセール重視ならどこに売るべき?
買取方法 | 特徴 | 価格面 | 手間 | 安全性 |
---|---|---|---|---|
店頭買取 | 即現金・キャンペーンあり | △〜○ | △ | ○ |
宅配買取 | 自宅完結・送料無料が多い | △〜○ | ○ | ○ |
Apple Trade In | Apple 製品の購入に充当可 | △ | ○ | ◎ |
フリマアプリ | 高値狙い・個人売買 | ◎ | × | △ |
価格の高さを狙うならフリマアプリですが、安全性や手間を考慮すると、宅配買取や店頭買取がバランスの良い選択肢と言えるでしょう。
いつ売るのがベスト?高く売れるタイミングの見極め方
新モデル発表前に動くのが鉄則
Apple は毎年 6 月(WWDC)や 9〜10 月(秋の新製品イベント)に新型 MacBook を発表・発売する傾向があります。
このタイミングで型落ちとなる現行モデルは、中古市場でも一気に価格が下がることがあるため、新モデル発表の「前」に売却しておくことが高額買取の鉄則です。
とくに Apple Silicon 搭載モデルは、世代ごとに性能が着実に向上しているため、「旧モデルでも十分」だった買い手が新モデルに流れてしまうケースが多いです。
こうした値崩れを避けるには、「新型の噂が出始めた頃(春〜初夏)」に動くのがベストタイミングと言えます。
ボーナス時期(6 月・12 月)は買い手が増える
中古市場での需要が高まるのは、ボーナスや進学・就職シーズンです。とくに 6 月(夏のボーナス)・12 月(冬のボーナス) は「お得に Mac を手に入れたい」という需要が増えるため、買取価格にも反映されやすくなります。
この時期にあわせて売却すれば、買取業者も在庫確保のため査定を強気にすることがあり、思わぬ高値で売れる可能性があります。
サポート終了目前は急げ!Intel Mac は特に注意
Intel Mac の場合、macOS のサポートが終了すると中古価格が一気に下がります。
サポート終了のスケジュールは Apple 公式サイトや過去の傾向から予測できるため、「アップデート対象から外れそう」と感じた時点で早めに売却を検討しましょう。
「いつ売るか」は、「何を売るか」と同じくらい重要です。新モデル発表やボーナス時期、サポート終了の節目を見極めて、買取価格が下がる前に行動することがポイントです。
よくある質問(FAQ)
MacBook を売るなら何年前までのモデルが限界?
一般的に、5〜6 年前までのモデルが主な買取対象とされます。特に Apple Silicon 搭載前の Intel Mac は、買取価格が下がりやすく、macOS のサポート終了が近づくと買い取り自体を拒否されるケースも。査定に出す前に、現行の OS に対応しているかどうかを確認しておくと安心です。
箱や付属品がなくても売れる?
売れますが、減額の対象になる可能性が高いです。特に電源アダプタや充電ケーブルが欠品していると、再販しづらいため大幅減額につながります。元箱があると見た目の印象も良くなり、「美品」として評価されやすい傾向があります。
買取価格が高くなるタイミングはいつ?
一般的には以下の 3 つのタイミングが狙い目です:
- 新モデル発表前(例:6 月の WWDC 前)
- ボーナスシーズン(6 月・12 月)
- 学割需要や新生活シーズン(3〜4 月)
また、買取店が行う「増額キャンペーン」なども見逃せません。事前に公式サイトや X(旧 Twitter)でチェックしておくのがおすすめです。
初期化中に「Mac を探すを無効にできませんでした」と表示される
Mac の初期化中に「Mac を探すを無効にできませんでした」というメッセージが表示され、先に進めなくなる場合があります。 筆者は、OS のバージョンアップを行うことでこの現象を解決できました。
フリマアプリでの売却はおすすめ?
高値がつく可能性はありますが、初心者にはリスクが高めです。発送・梱包の手間に加えて、初期化のミスや状態説明の食い違いによるトラブルが多発しています。「時間と対応の手間を惜しまない人」には選択肢になりますが、手軽さや安心感を求めるなら買取専門店の方が無難です。
まとめ|リセールは購入直後から始まっている!MacBook を賢く売るために
MacBook はその高性能とデザイン性から、中古市場でも高値で取引される製品です。しかし、誰が売っても同じ価格になるわけではありません。今回の筆者の体験を通して見えてきたのは、「リセールバリュー」は購入直後からの使い方で差がつくということです。
日々の使用でつくキズや汚れ、OS のアップデート状況、さらにはキーボードの摩耗や付属品の有無までが、査定時の評価に直結します。見た目の印象、使用状況、サポート対象かどうかといった小さな要素の積み重ねが、最終的な買取価格を大きく左右します。
そして、どこで売るか、いつ売るかといった「出口戦略」も重要です。Apple 公式や店頭・宅配など、自分の状況に合った方法を選び、タイミングも逃さないようにしましょう。
MacBook を買い替えるたびに損をしないためには、使い始めたその日から「リセールを意識した使い方」をするのが賢明です。今回の記事が、あなたの Mac を少しでも高く売る手助けになれば幸いです。