中山峠といえば、北海道の名物「あげいも」ですよね。札幌市と喜茂別町の境目にある峠を登ってでも食べたくなるその美味しさ!この記事では、自宅で簡単に作れる中山峠のあげいもの再現レシピを紹介します。
実際に作ってみたところ、揚げたてはもちろん、冷めたあとに食べた味も中山峠のあげいもに近い仕上がりとなりました。今回は、その場で食べるのと変わらないカリッとした食感を自宅で楽しむためのポイントもお伝えします。
今回紹介するレシピで作ったあげいも。ツノも本物っぽくできました!
あげいもとは?道の駅「望羊中山」名物を解説
北海道の道の駅で出会えるあげいも
中山峠のあげいもは、北海道の観光名所である道の駅「望羊中山」で販売されている人気商品です。ホクホクのじゃがいもを甘い衣で包んで揚げたシンプルなスナックながら、独特の甘じょっぱい味が特徴です。
中山峠のあげいもが人気の理由
あげいもは、北海道のいろいろな道の駅や観光地で販売されていますが、中山峠のあげいもの味は別格です。1968年から販売され続けているのがその証拠です。
- 手軽に食べられる:1本3玉のボリューム満点な串刺しスタイル。
- 絶妙な味わい:ホットケーキミックスのような甘い衣とじゃがいもの塩気のバランスが絶妙。
- 旅の思い出になる:中山峠でしか味わえない特別感。
私も中山峠のあげいもが大好きで、幼い頃に親から渡された1,000円札をすべてあげいもに使ってしまったことも!一緒にいた弟はフライドポテトが食べたかったらしい。ダメな兄貴ですねw
中山峠のあげいもの値段と営業時間|現地情報
値段
値段は1本3玉で450円(税込)です(2024年12月時点)。
自動精算機で、現金・クレジットカード・電子マネーを利用できます。ボリューム満点なので、お一人様なら1本で十分な量です。
人気商品のため、特に観光シーズンは行列ができます。
- 土日祝:0~5分程度
- お盆・GW期間:20~30分程度の待ち時間を覚悟
営業時間
営業時間:8:30 ~ 17:30
※積雪や天候により、営業時間が変更になる可能性があるので注意。
駐車場
駐車場は無料で、大型車両も停めやすい広々としたスペースがあります。しかし、特に週末は観光バスも多く停車するため、混雑することもあります。
公式サイト
公式サイトのリンクを貼っておきます。正確な情報はこちらを参照してください。
ホットケーキミックスで作る!中山峠のあげいも再現レシピ
以下は、実際に作った際の材料と手順です。
材料
- じゃがいも(今回はキタアカリ):5個
- ホットケーキミックス:200g(セブンアンドアイのものを使用)
- 卵(Mサイズ):2個
- はちみつ:大さじ1
- 砂糖:大さじ1
- 片栗粉:大さじ1~2
- 牛乳:80mL
- 塩:じゃがいもを茹でる水の10%
- 油:衣を纏わせたいもが浸かるくらい
作り方
- じゃがいもの皮を剥き、ちょうど良い大きさに切ります。
- 鍋にじゃがいもを入れ、浸るくらいまで水を入れ、塩を加えます。
- 沸騰してから7分ほど茹で、いもが崩れないように様子を見ます。串がスッと入ればOK。
- 茹で上がったらお湯を捨て、火にかけて水分を飛ばします(網に上げるだけでもよいかも)。
- ホットケーキミックス、卵、はちみつ、砂糖、片栗粉、牛乳を混ぜて衣を作ります。かなりもったりとした仕上がりが理想的です。
- 油を170℃に熱し、じゃがいもに衣を纏わせて揚げます。
- 衣が狐色になったら引き上げます。
ポイント
- カリッと仕上げるために片栗粉を入れています。
- 衣をつける時は箸よりスプーンがおすすめ。箸だと滑って衣が薄くなってしまいます。
- じゃがいもにしっかり塩味をつけることで、全体のバランスが整います。
- 衣が少ないとじゃがいもに纏わせづらいので、多めに作るのがおすすめです。
実際に作ってみた感想と改善点
自宅で作ったあげいもは、本物に近い見た目と味わいを再現できました!特に揚げたてを食べると、外はカリッと中はホクホクの食感がたまりません。
さらに冷めたあとに食べた味も、中山峠のあげいもに近いものとなっており、満足度の高い仕上がりでした。ただし、振り返ると以下の改善点がありました。
- じゃがいもにはもう少し塩味がほしい。
- 次回は15%くらいが良さそう
- 衣はもうすこし甘みを加えるとよいかも。
- はちみつはは大さじ2くらいが良さそう。
- 砂糖は大さじ3くらいが良さそう。
中山峠のあげいもを超える!?おうち再現の魅力
- 冬でも安全に楽しめる:冬季の中山峠は雪やアイスバーンで危険なため、夏とは違って気軽にドライブ気分で行くことはできませんが、自宅なら安心。
- 揚げたてをその場で味わえる:衣のカリッとした食感を家族や友人と楽しめます。
- 冷めても美味しい:作り置きして、あげいも三昧!
中山峠のあげいもは、その場の雰囲気も含めて特別な味わいがありますが、自宅で作る再現レシピにも独自の魅力があります。自分で調整しながら、より本物に近づけていくプロセスは楽しく、満足感もひとしおです。
北海道の味を自宅で再現しながら、家族や友人と共有するひとときをぜひ楽しんでみてください。次回は改善点を踏まえてさらに美味しく仕上げたいと思います!