我が家のウッドデッキは、4人で七輪を囲んで焼肉を楽しむにはぎりぎりのスペースしかありません。それでも快適に七輪焼肉を楽しみたい!そんな思いからDIYに挑戦し、狭いウッドデッキにぴったりのテーブルを作ることに成功しました。
既製品の同じようなテーブルが14,980円ですが、今回の方法で7千円で作ることができたよ。しかも、サイズは利用シーンにぴったり!
折り畳みできるので、キャンプでも活躍したよ!
この記事では、特定の利用場所や用途にぴったりフィットするサイズのテーブルを、低予算で作る方法をご紹介します。基本の構造を覚えれば、希望のサイズにカスタマイズしたテーブルが誰でも作れるようになりますので、ぜひ参考にしてみてください。
今回の作成した七輪テーブル
まずは、今回作成したテーブルの機能、使用した材料、そしてかかった費用についてご紹介します。
外観・機能
このテーブルの最大の特徴は、天板の中央部分を取り外して七輪を設置できることです。さらに、脚部は折りたたみ可能で、収納時には場所をとりません。
サイズ:
- 幅:890mm
- 奥行:420mm
- 高さ:419mm (折りたたみ時:83mm)
詳しい紹介はこちらの記事でご覧いただけます。
材料 と 費用
使用した材料とその費用は以下の通りです(2024年8月時点の価格)。
材料 | 数量 | 費用 |
---|---|---|
SPF材 1×4 6フィート | 6本 | 285円 x 6 = 1,710円 |
木材カット代 | 28箇所 | 50円 x 28 = 1,400円 |
六角ボルト M10 x 50 (ステンレス) | 4本 | 195円 x 4 = 780円 |
丸座金 M10 x 32mm (ステンレス) | 4枚 | 247円 x 4 = 988円 |
蝶ナット M10 (ステンレス) | 4個 | 290円 x 4 = 1,160円 |
フレキコースレッド 3.6 x 38mm | 48本 | 8円 x 48 = 384円 |
フランクリン タイトボンド3 | 約20ml ※実際の使用量 | 164円 |
ニッペ 油性デッキ&ラティス用ステイン(色:けやき) | 約0.2L ※実際の使用量 | 685円 |
合計 | 7,271円 |
耐久性を高くするため、金具はステンレス製、塗料は油性のものを使用しました。
どうやって低予算で希望サイズ実現できたのか?
- DIYの利点:自分の好きな寸法で自由に作れる。
- 無料の3Dモデリングツールを活用:設計段階からコストを抑える。
- 安価な材料を活用:SPF 1×4材を効率よく使う
無料の3Dモデリングツールで設計図を作成
SketchUp Freeを使って、希望するサイズのテーブルを正確に設計しました。SketchUp Freeは、無料で使える3Dモデリングツールで、ブラウザ上で手軽に利用できます。
安い材料を効率的に利用する
加工しやすく、安価で手に入るSPF 1×4材を使うことで、材料費を節約しました。さらに、次の工夫をすることでコストを抑えました:
- 安価で加工しやすいSPF 1×4材の利用
- 幕板や脚部は 1×4材を縦に切り出す
- 必要な材を少ない本数から切り出す
材料の切り出し計画も、SketchUp Freeが役立ちました。
時間を投入する
DIYの魅力の一つは、すべての工程を自分で手掛けることです。設計、材料の買い出し、組み立て、塗装まで、自分の手で完成させる喜びはひとしおです。
材料の切り出しについては、ホームセンターのカットサービスを利用することをお勧めします!プロの設備で正確にカットしてもらえるため、仕上がりが良くなります。時短にもなるので、カットする数が多いほどお得です。
今回の作製には、延べ4日間を費やしました。投入した時間を金額換算すれば既製品よりも高くなるかもしれませんが、DIYを趣味として行うことで次のメリットがあります。
まとめ
DIYでテーブルを作ることは、単に物を作る以上の体験でした。限られたスペースにぴったりフィットするテーブルを、低予算で、そして自分の手で作り上げることで、達成感と満足感が得られます。特に今回紹介した方法では、安価な材料や無料のツールを活用することで、コストを抑えながらも機能的で実用的なテーブルを作成することが可能です。
DIYの楽しさは、完成したときの喜びや、利用シーンにぴったりのアイテムを自分の手で作り上げる充実感にあります。この記事が、皆さんのDIYチャレンジの参考になれば幸いです。