ノートパソコンスタンド難民だった私の悩み
MacBook Air M4(13 インチ)と Logicool MX Keys Mini の組み合わせで快適に作業したくて、ノートパソコンスタンドを探していました。
職場で Boyata と Aoviho の両方を触り比べた結果、見た目や質感は Boyata がやや上。でも Aoviho も十分実用的で、価格が約 1,000 円安く、ヒンジの硬さも調整できるのが魅力でした。
タイムセールで 2,468 円だったのも後押しとなり、まずは Aoviho L3 を試すことに。
この記事では、実測データ・使用感・Boyata との比較・注意点まで、Aoviho L3 を使ってみた正直な感想をレビューします。
開封&外観チェック ─ アルミボディと調整ヒンジを写真で解説
パッケージ開封
箱は B5 サイズほどで意外とコンパクト。裏側に製品説明が記載されているだけのシンプル構成です。梱包は段ボール+緩衝材のみで、スタンド自体はビニールの袋に包まれていました。

内容物

内容物 | 備考 |
---|---|
Aoviho L3 本体 | 折り畳み状態で封入 |
六角レンチ | ヒンジ硬さを調整するための工具 |
ソケットレンチ | ヒンジ硬さを調整するための工具 |
追加用シリコンパッド | 予備? |
製品保証書 | 日本語で記載されています |
アルミ一体成型の質感

手に取ってまず感じたのは 表面のサラッとしたアルマイト加工。Apple 製品のような梨地 (マット) に近い質感で、指紋が目立ちにくいのが嬉しいポイントです。エッジ部分は面取りが施されており、手やノート PC を傷つける心配はありません。
調整ヒンジと滑り止めパッド

ヒンジは上下 2 軸構造。初期状態ではやや硬めですが、付属レンチで調整することができます。逆に、タイピング時に角度が下がってくるようなら再度締め直せば OK。ここは Boyata にはないカスタマイズ性です。
ただ、ヒンジ部のナットとボルトはかなり硬いので、力がしっかり入るように軍手などはめて、怪我のないように注意して調整する必要があります。
天板と脚底には シリコンパッド が 4 箇所ずつ。MacBook 底面・デスク双方をしっかりグリップしてくれるため、13 インチクラスなら手を置いてもガタつきゼロでした。


Aoviho L3 のサイズ実測データ


部位 | サイズ |
---|---|
天板 | 幅 260mm x 奥行 215mm(218mm) |
底板 | 幅 197mm x 奥行 212mm ヒンジから手前端まで 144mm |
ヒンジの長さ | 全長:137mm ボルト中心間:118mm |
折りたたみ時のストッパーまでの高さ | 50mm |
折りたたみ時の天板までの高さ | 34mm |
MacBook Air M4 × MX Keys Mini 実使用レポート
サイズ感 ─ 天板がはみ出ることはない



- 奥行きピッタリ
MacBook Air M4 13インチ(304 mm × 215 mm)は天板内に収まり、奥行き方向にはみ出しません。 - 開閉干渉ゼロ
液晶を最大角度まで開いても、ヒンジが天板後端に当たらずスムーズに開閉可能。 - 傷防止シリコン
前縁ストッパーにもシリコンパッドが貼られているため、本体にキズが付く心配がありません。
キーボード配置 ─ MX Keys Mini の滑り止めが底板にすっぽり

- 滑り止めゴムと天板がちょうどよく噛み合う
MX Keys Mini 裏面のゴム脚 2 列の間に天板が入り込み、横ズレしない安定感。ガタつきもありません。 - 底板に乗せたままでも高さに違和感なし
設置面から底板表面までの高さは約 4mm。タイピングに違和感はありません。
Boyata N シリーズと比較 ─ 価格・安定性・調整力はどう違う?
ノート PC スタンドの有名どころといえばやはり Boyata ですね。Boyata N19 と Aoviho L3 について比較してみましょう。
- 比較対象:Aoviho L3(本記事の主役) / Boyata N19(定番モデル)
- Boyata のスペックは Amazon 商品ページ および 公式サイトから引用、Aoviho は Amazon 商品ページから引用。
- 価格は 2025 年 4 月末の Amazon タイムセール時の実売・税込み。
項目 | Aoviho L3 | Boyata N19 |
---|---|---|
セール価格 | 2,468 円 | 3,449 円 |
重量 | 0.67 kg | 1.2 kg |
耐荷重 | 非公開 | 20 kg |
ヒンジ調整 | 六角+ソケットレンチで硬さ変更可 | 固定トルク(調整不可) |
素材 | 6063 アルミ合金 | アルミ合金 |
収納厚 | 42 mm | 45 mm |
カラバリ | 12 色 | 4 色 |
メリット・デメリットを正直レビュー
ここでは、実際に MacBook Air M4(13 インチ)を載せて使ってみた感想を、メリット・デメリット両面から正直にレビューします。
メリット
- 価格がとにかく安い
タイムセールで 2,468 円。見た目や質感は Boyata と比べても明らかに劣る印象はなく、アルミ合金ボディの剛性感も十分。価格以上の満足感がありました。 - ノート PC の画面高さを自在に調整できる
画面位置を好みの高さに合わせられるため、自然と背筋が伸び、姿勢が改善。長時間作業しても体への負担が軽減されました。 - 外付けキーボードと組み合わせても画面との距離が変わらない
キーボードを手前に置いても画面が奥へ下がらず、視認性が抜群。特に MX Keys Mini との相性が良好でした。“キーボードを手前に/画面を高く” を同時に叶えられるのが最大の魅力。キーボードをスタンド下にピタッと収納でき、デスクを広く使える。
デメリット
- 耐荷重が明示されていない
スペック表に耐荷重の記載がなく不安要素。ただし、1.24 kg の MacBook Air M4 (13 インチ)を載せた限りでは全く問題なく使用できています。 - ヒンジのネジが非常に硬い
可動部の硬さを六角レンチとソケットレンチで調整できるものの、初期状態のネジがかなり固め。
(※通常使用では調整不要ですが、カスタマイズしたい場合は軍手などを使って慎重に作業する必要あり) - 耐久性については未知数
まだ 数日しか使用していないため長期的な耐久性は不明。ただし“2,000 円台なら壊れたら買い替え”と割り切れるのは心理的にラク。
よくある質問(Q&A)
15.6 インチの大型ノートでも載せられる?
公式商品ページに「15.6 インチまで対応」と明記されています。天板幅が 260 mm あるので、一般的な 15.6 インチノート(横幅およそ 360 mm)でも左右 5 cm ほど張り出す程度で安定して載せられます。購入者レビューでも「16 インチ級でも問題なく使えた」という報告が複数ありました。
ヒンジが緩んできたらどうする?
ヒンジ部はボルト+ナット固定式で、付属の 六角レンチと L 字ソケットレンチ で締め直せます。Amazon レビューでは「数か月後にゆるみを感じたが工具で再調整して解決」という体験談が多数。スタンド角度が下がってきたら、まずはヒンジを 1/8 回転ほど締めて様子を見るのがおすすめです。
Q3. 毎日持ち歩くには重くない?
重量は約 670 g、折りたたみ厚 42 mm。折りたたみ傘より少し重いイメージで、デイリーモバイル派にはややかさばります。ただ「週末だけ持ち帰る」「出張バッグに入れておく」程度の頻度なら十分許容範囲、という意見が多いです。
どこで買うのがお得?Amazon・楽天 を調べてみた【2025年4月末】
ショップ | 最安値(税込) | 送料 | 主なメリット | 注意点 |
---|---|---|---|---|
Amazon | 2,999 円(シルバー) タイムセール時 2,468 円 | プライム会員は無料 | セール頻度が高く最安を狙いやすい/返品がラク | 色によって 200〜300 円前後の差 |
楽天市場 | 3,280〜3,580 円(ショップにより変動) | 550 円前後 or 条件付無料 | SPU +買いまわりで ポイント還元 10〜15%超 も可 | 実質価格はポイント計算が必要 |
価格は日替わりで変動します。購入前に「クーポン」「タイムセール」「ポイント倍率」を必ずチェック!
結論:セール時は Amazon、通常は楽天ポイント還元で逆転することも
- 最安狙い → Amazon タイムセール通知をウォッチ
- ポイント重視 → 楽天スーパー SALE/買いまわりで実質価格を下げる
まとめ| Aoviho L3 は“軽量&安定”を両立したコスパ良スタンド
Aoviho L3 は、MacBook Air M4(13 インチ)と外付けキーボードの組み合わせにおいて、高さ調整・省スペース・安定感をバランス良く実現してくれるスタンドでした。
Boyata と比べて作りの重厚感はやや劣るものの、
- 十分な剛性と滑り止め
- ヒンジ調整可能な柔軟性
- タイムセール時 2,000 円台という圧倒的価格
と、実用面では「全然これでいいじゃん」と思える内容でした。
こんな人におすすめ
- 初めてノートパソコンスタンドを導入する人
- Boyata は高くて迷っている人
- MacBook + MX Keys Mini など外付けキーボードと併用したい人
- 据え置きスタイルで省スペース・姿勢改善を狙いたい人
ノートパソコンスタンドに「3,000 円以上は出せない…」という人にとって、Aoviho L3 は最適な“最初の 1 台”になり得る製品でした。