ユニクロのリュックは通勤で使える?10ヶ月使った本音レビュー【PC保護・防水・後悔ポイント】

ユニクロ ファンクショナルバックパック 通勤レビュー記事のアイキャッチ画像 商品レビュー

ユニクロの「ファンクショナルバックパック」は、通勤用リュックとして本当に使えるのか。

価格は4,990円。かなり手頃です。その一方で、「安いけど大丈夫?」「PCは守れる?」「ダサくない?」「長く使える?」と不安もありました。

私は2025年4月に購入し、バス・地下鉄で片道約1時間の通勤に10ヶ月ほぼ毎日使っています。MacBook Air、弁当、水筒2本を入れ、夏のクールビズから冬のコートまで経験しました。

この記事では、カタログスペックではなく、通勤の現場で使い続けた実体験をもとに、メリット・弱点・コスパまで正直にレビューします。

ユニクロのリュックは通勤で使える?この記事でわかること

この記事では、通勤用として気になるポイントを具体的に検証しています。

  • PC・弁当・水筒2本は問題なく入るのか
  • 重くなっても疲れないか
  • 夏・冬の通勤で快適に使えるのか
  • 防水性や耐久性は十分か
  • 実際に使って感じた弱点は何か
  • 価格4,990円は本当にコスパが良いのか

メリットだけでなく、気になった点も含めて具体的にまとめて、「通勤リュックとして後悔しないか?」を判断できる内容にしています。

ユニクロ ファンクショナルバックパックの基本スペック

項目内容
サイズ縦45×横29.5×マチ15.8cm
容量約23L
重量約700g
肩紐の長さ47.5~92cm
外ポケット2つ
内ポケット外ポケット内に各2つ
サイドポケット左右2つ
PC収納あり
カラー展開Black / Gray
チェストベルトあり
ユニクロ ファンクショナルバックパックの基本スペック

スペック上は23L・約700gと標準的な通勤リュックですが、実際の使い勝手はどうなのか。ここからは10ヶ月使った実体験ベースで詳しく見ていきます。

通勤で使ってわかったリアルな使い勝手

通勤用リュックでいちばん気になるのは、「実際の動線の中でストレスなく使えるか」だと思います。

PC・弁当・水筒を入れた状態での収納力、前抱えのしやすさ、床置き時の安定感など、日常の通勤シーンを前提に具体的に検証します。

PC収納は安心?底付きしない構造をチェック

通勤リュックでいちばん気になるのは、やっぱりPCの保護性能です。私はMacBook Air M4 13インチモデルを毎日持ち歩いていますが、このファンクショナルバックパックには専用のPCポケットがあり、サイズ感はちょうどぴったり。出し入れもスムーズで、窮屈さは感じません。

ユニクロのファンクショナルバックパックのPCポケットにMacBook Airを収納した様子

特に安心できるのは、PCポケットの底がバッグの底面まで続いていない構造です。実測すると、ポケットの底はバッグ底から約4cm浮いています。そのため、床にドンと置いてもPCが直接底に当たりません。地味ですが、これはかなり重要なポイントです。

ポケットとメイン収納の仕切りには、実際にデジタルノギスで測定したところ約2.9mm(約3mm)の厚みがありました。目視では分かりにくい部分ですが、数値で確認すると最低限のクッション性が確保されていることが分かります。日常の通勤用途であれば十分な保護力だと感じています。

ユニクロのファンクショナルバックパックのPCポケット仕切り(2.9mm)をノギスで測定している様子

  • MacBook Air M4 13インチが余裕で収まる
  • PCポケットは底から約4cm浮いており、底付きしない構造
  • 仕切りは約3mm厚で、最低限のクッション性あり

「とりあえず入る」レベルではなく、通勤用として安心して使える設計だと感じています。

弁当・水筒2本は入る?自立する?

通勤バッグで意外と重要なのが「弁当+水筒」の収まりです。私は毎日、500mlサイズの横長弁当箱と、750mlの無印「真空断熱構造 保温保冷ボトル ハンドルタイプ」、さらにピーコックのワンタッチマグ0.7Lを入れています。つまり、水筒は2本体制です。

結論から言うと、問題なく入ります。しかも、これらを入れた状態だとバッグはきちんと自立します。通勤中にカフェや社内で床に置く場面も多いですが、倒れにくいのは地味にありがたいポイントです。

一方で、完全に空の状態だと自立はしません。ある程度中身が入っていてこそ安定するタイプです。ただ、通勤用途で「中身ゼロ」という状況はほぼないので、実用上は困ったことはありません。

  • 横長500ml弁当+水筒2本が無理なく入る
  • 荷物を入れた状態なら自立する
  • 空の状態では自立しないが、実用上は問題なし

容量に余裕があるため、PC通勤+弁当派でも安心して使えるサイズ感です。

バス・地下鉄通勤で扱いやすい?毎日の通勤動線で感じたこと

私はバスと地下鉄を使って通勤しています。購入から10ヶ月、ほぼ毎日同じ動線で使い続けています。通勤のルーティンは次のとおりです。

  • 自宅から背負って出発
  • バスでは膝の上に乗せる
  • 乗り継ぎで再度背負う
  • 地下鉄では前に抱え直す
  • 地下鉄下車後に再度背負う
  • 会社で下ろして床置き

この一連の動作を毎日繰り返していますが、サイズや形状でストレスを感じたことはありません。大きすぎるリュックだと前後の持ち替えが面倒になりますが、このバッグは背負う・前に回す・膝に置くという動作が自然にできます。

また、夏はクールビズのワイシャツ、冬はコートを着た状態でも背負いにくさはありませんでした。ショルダーベルトの長さは調整できるため、季節による着衣の厚みが変わっても対応できます。

  • 背負う⇄前抱えの切り替えがしやすいサイズ感
  • バスで膝上に置いても安定する
  • 夏のワイシャツでも冬のコートでも問題なく使える

スペック表では分からない部分ですが、10ヶ月の通勤ルーティンに耐えているという点で、通勤用としての実用性は高いと感じています。

通勤で気になる弱点を正直レビュー

ここまでは通勤での使いやすさを中心に書いてきましたが、良い点ばかりではありません。10ヶ月ほぼ毎日使っているからこそ、気づいた弱点もあります。

どれも致命的な欠点ではありませんが、購入前に知っておくと後悔しにくいポイントです。ここでは実際に使って感じた気になる点を、正直にレビューします。

夏は蒸れる?汗かき体質おじさんが使って感じたこと

正直に言うと、私はかなり汗をかきます。タオル地のハンカチでないとやっていけないタイプです。その前提で、真夏の通勤でどうだったかを書きます。

背面には約10mm厚のパッドが3枚入っています。こちらもデジタルノギスで実測したところ、約10.8mmの厚みが確認できました。逆T字型に配置されているため通気路が確保されており、背中が全面密着しない構造になっています。クッション性と通気性のバランスが取れた設計だと感じました。

実際に10ヶ月使ってみて、「背中が暑い」と強く感じたことはありませんでした。もちろん真夏に歩けば汗はかきますが、リュックが原因で熱がこもる感覚はありません。蒸れや不快感が特別ひどいと感じたこともありませんでした。

  • 背面は約10mmパッド×3枚で通気路あり
  • 背中が熱くなる感覚は特に感じない
  • 汗はかくが、リュック由来の蒸れは気にならない

「完全に涼しい」というわけではありませんが、通勤用途として不満を感じるレベルではありませんでした。

防水性は?雨・雪通勤は大丈夫?

通勤リュックで地味に重要なのが防水性です。私はバスと地下鉄通勤ですが、雨の日も普通に使っていますし、冬はバッグの上に雪が積もることもあります。

まずファスナーは止水タイプのような仕様になっていて、いわゆる「普通のむき出しチャック」ではありません。強い雨の中を長時間歩いたことはありませんが、通勤レベルの雨で中に水が染み込んだことはありませんでした。PCや書類が濡れた経験もありません。

冬はバッグの上部に雪が積もることがあります。ただ、生地は水を吸って重くなる感じではなく、払えばサッと落ちます。雪解け水が染みて中まで濡れるといったこともありませんでした。

ただし、完全防水ではありません。豪雨の中を長時間歩く用途や、アウトドア用レベルの防水を期待するなら別の選択肢がいいと思います。あくまで「通勤用途としては十分」という位置づけです。

  • 通勤レベルの雨では内部が濡れたことはない
  • 冬の雪も払えば落ちる生地感
  • 完全防水ではないが、通勤用途なら十分

毎日の通勤で不安を感じたことはない、というのが正直な感想です。

ショルダーベルトが伸びる?

10ヶ月使っていて、正直に気になったのはショルダーベルトの長さです。

私は身長180cmなので、冬にコートを着るとベルトはほぼ最大でちょうどいい長さになります。この点は問題ありません。

ただ、夏のワイシャツ1枚のときは最大だと少し長く感じます。1〜2cm短くしたいところです。朝に調整しても、帰宅時にはまた最大付近まで戻っていることがありました。少しずつ緩んでいるようです。

とはいえ、大きくズレ落ちるわけではありません。たまに締め直す程度で済んでいます。

  • 身長180cmでも最大長で問題なく使える
  • 薄着時はやや長く感じる
  • 使用中に少し緩むことがある

致命的な欠点ではありませんが、購入前に知っておきたいポイントです。

チェストベルトは必要?紛失した話

なで肩の私にとって、チェストベルトはかなり重要なパーツです。これがあることでショルダーベルトがズリ落ちにくくなり、歩行中や階段でもバッグが安定します。前に抱えるときも、位置が固定されるので扱いやすいです。

チェストベルトはスライド式で位置を上下に調整できます。ただ、一番下にセットしても、実際に背負うとやや上寄りに感じました。もう少し下まで動かせたら理想的でしたが、実用上は問題ありません。

ただし、ひとつトラブルがありました。10ヶ月ほぼ毎日使っている中で、いつの間にかチェストベルトを紛失しました。外れやすい印象はなかったのですが、気づいたら無くなっていました。現在は100円ショップのチェストベルトを代用しています。

ユニクロのファンクショナルバックパック背面のショルダーベルト部分。右側のチェストベルトが外れてなくなっており、左側のみバックルが残っている状態。
  • なで肩でも安定するので実用性は高い
  • スライド調整可能だが、もう少し下げられると理想
  • 使用中に紛失。単体販売があれば嬉しい

ユニクロのリュックはダサい?被る?

購入前にいちばん気になったのがここでした。「ユニクロ=無難すぎる?」「通勤で持つと地味?」「被りまくる?」という不安は正直ありました。10ヶ月、通勤で使って感じたリアルを書きます。

デザインは地味?ロゴなしの印象

まず見た目ですが、このバッグにはロゴが一切ありません。いかにも「ユニクロです」と主張するデザインではありません。

全体としてはかなりシンプルです。装飾は少なく、ビジネスにもカジュアルにも寄せやすい見た目です。派手さはありませんが、その分悪目立ちもしません。

通勤で使っていて「ダサいな…」と感じたことはありません。むしろ、余計な主張がないので服装を選ばないという印象です。

  • ロゴなしでブランド主張がない
  • 装飾が少なく、かなりシンプル
  • 通勤スタイルに自然に馴染む

おしゃれ感を強く出すバッグではありませんが、「無難で失敗しにくい」という安心感はあります。

ソファ上に置いたファンクショナルバックパック正面。マットな生地が前面に広がり、中央に立体ポケット、上部に横ファスナー付き。

被る?実際どれくらい見かける?

10ヶ月使っていて、同じバッグを持っている人を見かけたことはあります。ただ、毎日見るレベルではありません。

ノースフェイスのロゴ入りリュックの方が、圧倒的に遭遇率は高いです。ユニクロは価格帯が手頃なので被る可能性はゼロではありませんが、「量産型」という印象は受けませんでした。

個人的には、ロゴがないことで「どこのブランドか分からない」というのが、被り感を薄めていると思います。

  • 同じバッグを持つ人はたまに見る
  • 有名アウトドアブランドほどは見かけない
  • ロゴがないため被り感が目立ちにくい

通勤用としては「気にしすぎる必要はない」というのが率直な感想です。

安い=安っぽい?

価格は4,990円。正直かなり安いです。だからこそ「安っぽく見えないか」は気になるところでした。

実際に10ヶ月ほぼ毎日使っていますが、生地がヨレヨレになったり、破れたり、目立つほつれが出たりはしていません。使用感は出てきますが、「使い込んだ感じ」レベルです。

そして、この価格だからこそ雑に扱えるのも事実です。床置き、前抱え、満員バスの圧迫。それでも壊れない安心感は大きいです。

  • 価格は4,990円とかなり手頃
  • 10ヶ月使用でも破れや大きな劣化なし
  • 雑に扱える心理的メリットが大きい

「高級感」はありませんが、「価格以上の実用性」は十分あると感じています。

10ヶ月使ってわかった後悔ポイントと満足点

後悔ポイントはある?正直に挙げると…

10ヶ月ほぼ毎日使ってきて、「買わなきゃよかった」と思ったことはありません。ただし、細かい不満がゼロかと言われると、そうではありません。

いちばん気になったのはショルダーベルトの緩みです。夏場に1〜2cm短く調整しても、帰宅時には最大付近まで戻っていることがありました。使用中に少しずつ緩む感覚があります。

また、チェストベルトを紛失した点も地味に痛いポイントでした。単体で再購入できないのは少し不便です。

  • ショルダーベルトが使用中に少し緩むことがある
  • チェストベルトを紛失(単体販売なし)
  • 完全防水ではないため豪雨用途には向かない

それでも満足している理由

一方で、総合的な満足度はかなり高いです。通勤という「毎日の現場」で10ヶ月耐えているという事実が、そのまま評価だと思っています。

まず、PCポケットの底付きしない構造は安心感があります。床置きしてもヒヤッとしません。

弁当と水筒2本を入れても無理がなく、自立もするため扱いやすいです。バス・地下鉄通勤で背負う⇄前抱えの切り替えもスムーズでした。

「高級感があるリュック」ではありませんが、「通勤道具として優秀なリュック」だと感じています。10ヶ月使った今も、買い替えたいと思っていないというのがいちばんの答えかもしれません。

コスパは本当に最強!大量生産ブランドの強み

正直に言って、このリュックのいちばんの強みは「価格に対する完成度」だと思っています。

価格は4,990円。通勤用リュックとしてはかなり手頃です。それでいて、10ヶ月ほぼ毎日使っても破れや目立つほつれはありません。床置き、満員バスでの圧迫、前抱えの摩擦。雑に扱っても壊れない安心感があります。

ユニクロは世界規模で大量に販売するブランドです。そのため、大量仕入れによるコストメリットがあり、同等スペックのバッグより価格を抑えやすいと言われています。結果として「必要十分な耐久性を、手頃な価格で」実現できているのだと思います。

  • 4,990円とは思えない耐久性
  • 10ヶ月使用でも大きな劣化なし
  • 価格が安いからこそ気兼ねなく使える

高級感で勝負するバッグではありません。ただ、通勤道具として毎日使うなら、このコスパはかなり強いです。

「とりあえず1年使えればいい」ではなく、普通に長く使える。これがこのリュックのいちばんの価値だと感じています。

こんな人におすすめ/おすすめしない

ここまで読んで、「自分に合うのか?」が気になっている方も多いと思います。10ヶ月通勤で使った実感ベースでまとめます。

こんな人にはおすすめ

通勤用として“実用性重視”の人にはかなり相性がいいです。

  • PCと弁当・水筒を毎日持ち歩く人
  • バス・電車通勤で前抱えする人
  • 高級感よりコスパを重視する人

特別おしゃれではありませんが、通勤道具としては優秀です。価格を考えると満足度は高いと思います。

こんな人にはおすすめしない

一方で、次のような人には向かない可能性があります。

  • ブランドロゴやデザイン性を重視する人
  • 完全防水やアウトドアレベルの耐久性を求める人
  • ベルトの緩みが少しでも気になる人

「見た目でテンションを上げたいバッグ」を探しているなら、別の選択肢のほうが満足度は高いかもしれません。

なお、ワークマン・無印良品・ユニクロの通勤リュックを比較した別記事では、価格・収納力・耐久性などの軸でより客観的に比較しています。「他ブランドと比べてどうなのか?」を知りたい方は、あわせてチェックしてみてください。

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